前回は、メキシコシティのソカロ広場辺りを観光したことについて書きました。
今回は、その歴史的な街並みの地域であるとても面白い体験をしたこと、
そしてそれが帰国後の行動に大きな影響を与えたこと、
についてまとめたいと思います。
日曜日のメキシコシティ
日曜日はだいたいの国では休みとされていると思うのですが、
メキシコもそうで、人がたくさんいました。
そして、町中にストリートをしてるバンドがたくさんいました。
わりかしちゃんとした機材を用意して・・・笑
ジャズストみたいな感じで、誰か運営しているところがあるのか、
不思議に思いますが、どうやらそうではなさそう。
グアナファトではマリアッチ、メキシコシティ ではよくあるロックとかのバンド。
メキシコシティも、昼間にたくさんストリートしていました。
海外に行くと、その土地の夜のジャズクラブに行って、
セッションに参加したりするのですが、
メキシコシティの夜は危ないと聞いていたのでそんな勇気もなく笑、
そこまで音楽を絡ませるつもりはありませんでした。
しかし、メキシコは、夜は危なくても昼は本当に陽気。
なので昼間から歌って踊って、な方々がそこらじゅうにいました。
とあるサックスが入っているバンドで・・・
このバンドを見ていた時に、このテナーのおっちゃんに話しかけられました。
恐らく、アジア人である私が珍しかったのでしょう。
盛り上がり、「私もサックスやっている」と言うと、
「じゃあ吹きや!これ貸したる!」
みたいなこと言いながら、私にテナーを渡してきました。
しかし、私は今はアルトしか吹いていないし、
このバンドでやっていた曲はロックばっかりなので、
「ジャズオンリー!!(ジャズしかできませんの意)」
「アルトしか吹いていない(なんて言うたか不明)」
と、ごちゃごちゃ言うたのですが、結局周りも煽ってきたので、
テナーを吹くはめに。
じゃあ一曲、と簡単なブルースを。
しかし、これが吹いてみるととても楽しい。
人前でテナーを吹くのは中学2年ぶりだったので不安だったけど、
耳と感を頼りに吹いたら、みんなもノリノリになり、
結局3曲ほどお邪魔しました。
この写真の青い服着たおばちゃんがめっちゃ乗ってて、
熱いBesoをいただきました。笑
ここで稼いだお金、13ペソ(多分80円くらい。)笑
しっかり、超超超片言のスペイン語で、
「Yo soy Shizuka(私の名前はしずかです)」とあいさつして来ました。笑
町中がストリート・・・??
その後も、道を歩いていると、たくさんのバンドに出会いました。
日本のストリートとはワケが違う笑
かなりの機材でしっかりストリートやってました。笑
周りの人の話を聞くと、どうやらこのバンドは
毎週日曜にお昼間、ここでやっているらしい。
こちらは、アステカの伝統的な踊りのようです。
衣装はもちろん、お香を焚いたりパーカッションに合わせて踊ったり、
よくわからんけど民族的。
これも毎週日曜日にこのあたりでしているようで、
別の場所にも同じようなグループのダンスの集団がいました。
この日に決意したこと
ストリートで急遽吹いたテナーサックスの経験が忘れられず、
帰国後、テナーサックスを始めることを決意!!
元々、「アルト以外に何か楽器しないのか」と時々言われたんですけど、
漠然と、ソプラノサックス買な〜みたいなこと思いながら、
「しっかりアルトサックス吹けるようになってから」
「もうちょっとお金貯まってから」
とか、色々くちゃくちゃ言いながら、何となくズルズル来てました。
しかし、それは、どこかで「本当にソプラノなのか」
と思っていたからかな〜と。
テナーを吹いて、私の頭の中で歌ってることがダイレクトに歌えた気がしたので、これはテナーを始めるべきだと!!!
また、その後の話は改めて。
音楽、エンターテイメントの絶えない街
どこでも誰かが何か、音楽やダンス等している街でした。
基本、日本ではライブは夜にやってるので、
夜が危ないメキシコでは、音楽は楽しめないんだろうな、と思ってたんですけど、想像をはるかに超え、むしろめちゃくちゃ楽しめた!!それも昼間に。
周りもノリノリに腰振って踊ってて、めちゃくちゃHappyな街だった!!
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